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バリ 取 りブラシの 構造こうぞう

バリ取り機で用いられるバリ取りブラシは、 ブラシやヘアブラシなどと同 じ、ブラシ るい仲間なかま です。 バリ取り用ブラシは、 自動車の 洗車機せんしゃき に用いられているブラシとそっくりですね。 これらは、 一般的いっぱんてき には 工業用こうぎょうよう ブラシの中に ぞく していてディスク・ブラシと言われるものです。

バリ取り用ブラシの中の1つ1つの 毛材もうざい 、つまり 布繊維ぬのせんい で出来ていて、 表面ひょうめん がサンドペーパーのような 状態じょうたい になっています。 そして、 ぬの え方、 ぬのかた さ、 研磨材けんまざい の細かさ、 研磨材けんまざいかた さがバリ取りに てき するように 調整ちょうせい してあります。

ところで、 研磨けんま という 言葉 についてですが、 研磨けんま ( Polishingポリッシング )という 単語たんご最近さいきん になって、 研摩けんま から 研磨けんま に変わりました。 同じ 発音はつおん ですが、使われる 漢字かんじ が変わったのです。  ですが、 何故なぜけん から けん に変わったのかという点は 工業的こうぎょうてき に1つの意味を持ちます。

物事ものごと理解りかい するための 近道ちかみち は、まず、言葉の意味を 理解りかい する事です。

』という言葉は、 工業用語こうぎょうようご としては、 摩擦・摩耗まさつ・まもう という言葉のイメージがあります。  かた いものを こす りつける事によって 禿 びてゆく。  少しずつ小さくなってゆくイメージです。 これに 対し『 』という言葉は、 みが く、 仕上しあ げる、ピカピカになるイメージです。 ちなみに、「 琢磨作用たくまさよう 」という言葉もあって、これは 元々もともと は、カー・レーサーの 名前なまえ では無く、モノをピカピカに 仕上しあ げる 作用さよう の事です。  JISでは、 昭和しょうわ 62年R 6001「 けん ざい粒度りゅうど 」が「 けん ざい 粒度りゅうど 」に 改正かいせい され、それ 以降いこう 、だんだんと『 研磨けんま 』という言葉が、 日本工業会にほんこうぎょうかい のスタンダードになりました。

工業会こうぎょうかい に求められるニーズが、 寸法すんぽう だけではなく、見た目が 重視じゅうし されるようになって来たという事だと思われます。 バリ取りも、ただバリが取れていれば良いという時代から、 R面アールめん仕上しあ げが 重視じゅうし されるようになって来ています。

バリ取りブラシの 話に もど しますと、 毛材もうざい は、 研磨布けんまふ と呼ばれています。  研磨布紙けんまふし (Coated Abrasive) という 工業用語こうぎょうようご があって、これは、 ぬの と紙を 総称そうしょう したものです。  研磨布紙学会けんまふしがっかい というのもあって、これを 研究けんきゅう している 学者がくしゃ さん 達 もおられます。 ちなみに、この 業界ぎょうかい では、 ぬの や紙の事を 材質ざいしつ とは言わず、 基材きざい と呼んでいるようです。

紙の方は、ご 存知ぞんじ のサンドペーパーです。  彫刻刀ちょうこくとうけず っって 作品さくひん を作った後で、ザラザラの 紙でゴシゴシやると、 表面ひょうめん がツルツルになった、あれです。 そのうちに 紙がボロボロになってしまうので、バリ取りには、 ぬの の方が良いという事になります。 ディスク・ブラシで 用いられる、 毛材もうざい基材きざい は、 綿布めんぷ合繊布ごうせんふ 、クラフト紙のほか、 ヴァルカナイズド・ファイバー( Vulcanized fibre )、ポリエチレンテレフタラート(PET)、 不織布ふしょくふ なども 使用されるようです。

ですが、これはあくまで、 基材きざい に過ぎません。  ぬの や紙だけでは、何も けず れないからです。  基材きざい表面ひょうめん には、 研磨材けんまざい接着剤ようちゃくざい固定こてい する必要があります。 以下に、 研磨材けんまざい接着剤ようちゃくざい について説明します。

研磨材けんまざい は、 日本工業規格にっぽんこうぎょうきかく 『 JIS R 6111 人造研磨材じんぞうけんまざい 』が定める 人造研磨材じんぞうけんまざい と、ガーネットなどの 天然研磨材てんねんけんまざい と、ダイヤモンドなどが使用されています。  人造研磨材じんぞうけんまざい は、 褐色電融かっしょくでんゆう アルミナ、 白色電融はくしょくでんゆう アルミナ、 電融でんゆう アルミナジルコニア、 黒色こくしょく 炭化たんか けい 緑色炭化りょくしょくたんか けい などで、 粒度りゅうど は、『 JIS R 6010 研磨布紙用研磨材けんまふしようけんまざい粒度りゅうど 』に、約2mmから約10 μmミクロンメートル までの28 段階だんかい が定められています。 ちなみに、サンドペーパーという 言葉は、 少々矛盾しょうしょうむじゅん しています。  昔は、 金剛砂こんごうしゃ が使用されていましたが、 今は、多くが、 研磨布紙けんまふし大部分だいぶぶん人造研削材じんぞうけんさくざい (artificial abrasives)を使用しています。 今や、 すな (サンド)は 使われていないので、サンドペーパーという言葉は 誤解ごかいまね くので 研磨紙けんまし と言うべきなのだそうです。

接着剤せっちゃくざい は、 にかわ合成樹脂ごうせいじゅし が使用されています。  炭酸たんさん カルシウムなどの 充填剤じゅうてんざい配合はいごう されることもあり。 おもな 合成樹脂ごうせいじゅし は、フェノール 樹脂じゅし 、エポキシ 樹脂じゅし です。  にかわ (glue)を「G」、 樹脂じゅし (resin)を「R」であらわし、G/G、R/G 、R/Rなどと 記号きごう し、レジンオーヴァーグルーなどと呼ばれています。  にかわ柔軟性じゅうなんせい が高いのですが、 耐熱性・耐水性たいねつせい・たいすいせいとぼ しいと言われています。  基材きざいあつ さは 日本工業規格にほんこうぎょうきかく面積当めんせきあ たりの おも さで 規定きてい されていています。

      関連かんれん する 日本工業規格にほんこうぎょうきかく
      JIS R 6251 研磨布けんまふ :2006
      JIS R 6252 研磨紙けんまふし :2006
      JIS R 6253 耐水研磨紙たいすいけんまし :2006
      JIS R 6255 研磨けんま ディスク:2006
      JIS R 6256 研磨けんま ベルト :2006
      JIS R 6257 円筒研磨えんとうけんま スリーブ :2006
      JIS R 6258 軸付研磨じくつきけんま フラップホイール :2006
      JIS R 6259 フランジ 形研磨がたけんま フラップホイール :2006
      JIS R 6261 研磨けんま フラップディスク:2006
      JIS R 6010 研磨布紙用研磨材けんまふしようけんまざい粒度りゅうど :2007
      JIS R 6111 人造研削材じんぞうけんさくざい :2005
     
オーセンテックさんのバリ取り機 AuDeBuオーデブ では、これらの 知識ちしき を生かし、 ぬの え方、 ぬのかた さ、 研磨材けんまざい の細かさ、 研磨材けんまざいかた さ、 最適さいてき接着剤せっちゃくざい 、などなどを 調整ちょうせい した 最適さいてき なブラシを 供給きょうきゅう しておられるとの事です。




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