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下請けかけこみ寺 その2


  かた を無償で保管・管理させていませんか?

金型かながた を無償で保管・管理させられているというのは、 よくある話というより、 中小零細企業においては、 下請けが 金型かながた を無償で保管・管理するのは当たり前” だと思っている方の方が多いと思います。 

“それをやらないと次の仕事がもらえない” と言う理由であるとするならば、 管理してもらって、利益を得ている会社は、 明らかに不当な利益を得ている事になります。

金型かながた に限らず、出来上がった製品を顧客側の都合で、 何か月も板金屋に保管させ、あげくが、 保管させている間は、金を払わないという事もよくあります。

例えば、東京都の 築地つきじ豊洲移転とよすいてん 問題のドサクサの中で、 モノは作ったのだけど 豊洲移転とよすいてん が完了していないので 豊洲とよす の設備等で使用する板金製品を生産したにも関わらず、 お客に受け取ってもらえないという事が発生しました。  板金屋さんは2年間もの間、 売上が立ててもらえないので、 長い間、金を支払ってもらえないだけでなく、その上、商品の 保管料ほかんりょう も、支払ってもらえないという事が発生しました。

本当は、このような状況に おちいる る事が解っていながら、 豊洲移転とよすいてん延期えんき させた 行政ぎょうせい の責任で、 都知事とちじ悪政あくせい が、もっと大きく 批判ひはん されるべきでしょう。  都民とみんかた には、 これが「下請け いじ め」との 相乗効果そうじょうこうか で、 実際の被害は何倍にも ふく らんでしまっている事を 見逃さないで頂きたく思います。

これからの下請け企業の皆さんは、こういった事が、 当たり前の事であるかのような 錯覚さっかく をしていてはいけないと思います。 

  量産時りょうさんじ と同じ単価で、 補給品ほきゅうひん の販売を 要請ようせい していませんか?

川下企業(大企業)や川中企業(一次下請け、二次下請け)で部品などの買い付けを担当している、 購買担当者こうばいたんとうしゃ が、よく使う 手口てぐち です。

例えば、一旦、板金部品を2万個注文します。 
“数も多いのだから 量産効果りょうさんこうか があるでしょう。 だから安くしてね。” という要望は当然かと思います。
しかし、その後、
“100個、追加で必要になったんだけど” “うちのシステムには、前の単価が登録されているので、この100個も2万個の時と同じ単価にして欲しい”
と言われる事は、板金屋さんなら 日常茶飯事にちじょうさはんじ です。

同じ価格では、作れないと言うと、 “それに対応するシステム 改造費かいぞうひ を払ってくれるのなら良いけど” などという、全くデタラメな会話に納得させられていませんか?

同一商品であっても、ロット(生産量)に対応した複数の単価に対応できない ポンコツな 購買管理こうばいかんり システムなんて、今時、買い替えた方が良いというのが コンピュータ・システムの 常識じょうしき です。  また、そういったオペレーションは、通常よりも複雑になりますが、 それが 面倒めんどう だと言っているようでは、オペレーション教育をやり直した方が良いでしょう。  くどいですが、これも、コンピュータ・システムの 常識じょうしき です。

ましてや、お客で使うシステムの導入/ 運用費用うんようひよう を、関係の無い、下請け企業が負担させられるとすれば、 利益供与りえききょうよ となってしまいますので
“「カツアゲ」させてくれるんだったら良いけど”
と言っているのと同じです。 

結局のところ、コンピュータ・システムが 解っていない人が、解っていない人に対して、 間違った理屈を通しているという、とんでもない状況となっている事が 多いので、下請け企業の方には、こういったパターンにも気を付けて頂きたく思います。




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